第12世代インテル® Core™プロセッサー搭載により堅牢なパフォーマンスとパワー、信頼性を実現
世界をリードする組み込みマザーボードと産業用コンピューターメーカーであるDFIは、最新の組み込みシステム:EC5シリーズ(EC543-ADS、EC510-ADS、EC511-ADS、EC500-ADS)を発表しました。このEC5シリーズは、産業オートメーションに飛躍をもたらすもので、多様な企業や業界のアプリケーションに適しています。このシステムはコンパクトながらも、拡張スロットを通じて優れた柔軟性を実現します。これら製品の異なる機能は、ユーザーがアプリケーションニーズに最適な幅広いPCI Express、さらにはレガシーPCIカードさえも採用することを可能にしています。
Emergen Researchによると、世界の組み込みシステム市場は、製造や医療、物流など複数の分野におけるAIoTデバイスと自動化の急速な活用により、2032年までに1,694億ドルに達すると予測されています。機械学習アルゴリズムを搭載した産業用組み込みシステは、効率の向上と機器の故障リスクの緩和に役立ちます。また、複数の共同利用アプリケーションの互換性と効率的な運用も保証されます。
EC543-ADS、EC510-ADS、EC511-ADS、EC500-ADSには第12世代インテル® Core™プロセッサーが搭載されており、64GB DDR4 SODIMMの高速データ転送速度を実現し、ほとんどの要件の厳しい産業アプリケーションに対応します。3つの独立ディスプレイのサポートで、ユーザーは重要なプロセスの監視、データ可視化、あるいは重要な情報の表示などに多様なディスプレイオプションから恩恵を得ることができます。さらに、M.2搭載の5G通信により、最新の産業環境における低遅延の接続が確約されています。これらのモデルは過酷な産業環境向けにカスタムメイドされており、揺るぎない安定性と信頼できるパワーを提供することで困難な産業用件に対応します。製品はIEC 68-2-64振動試験と正弦半波3G、11ms、各軸3回の衝撃試験に合格しています。
さらに、これらのモデルはそれぞれゆとりのあるPCIe x 16スロット(Gen 3)×1、M.2スロット×3を搭載し、拡張性と相互接続性が強化されており、個々の要件に対応します。また、EC510-ADS、EC511-ADS、EC543-ADSは4つのPoEポートを装備しており、接続を合理化するとともに、IPカメラやデータ取得デバイスの展開を簡素化します。
EC543-ADS、EC510-ADS、EC511-ADS、EC500-ADS
- 第12世代インテル® Core™プロセッサーオプション
- 64GBのDDR4システムメモリ
- 複数のディスプレイオプション(3つの独立ディスプレイ)と5G通信機能
- ファンレス設計と9~36Vの広入力電圧範囲
- -20℃~70℃(モデルによって異なる)の広範囲動作温度
- PCIe x 16スロット(Gen 3)×1、M.2スロット×3、PoE ×4(モデルによって異なる)