組込みマザーボードおよび産業用コンピューターの世界的リーダーであるDFI(2397)は、インドで開催されるオートメーション・エキスポ2024に出展すると発表しました。東南アジアで最も影響力のあるイベントの1つである同展示会では、ロボット技術、マシンビジョン、スタートアップ企業などのテーマが注目されます。DFIは今回のイベントで現代の産業環境の厳しい要求に耐えるように設計されたシリーズ製品を展示するほか、最新の組込みシステム、AIエッジコンピューティング製品、スマート充電パイル、インテリジェント交通管理システム(ITMS)ソリューションも展示します。
DFIは、インテリジェント交通管理システム、FA、AIエッジコンピューティング、堅牢型アプリケーションなどに向けて製造された組込みシステムと産業用コンピューターを展示するとともに、インド標準規格局(BIS)の認証を受けたEC511-ADS、EC543-ADS、EC500-ADS和EC700-BTといった、インド政府の定めた品質、信頼性、安全性における基準の適合を保証する産業用コンピューターシリーズも展示します。また、過酷な環境においても優れた信頼性とパフォーマンスを発揮する、Intel、AMD、Qualcommプロセッサー搭載のシングルボードコンピューター(SBC)やマザーボードのほか、ARM版Windowsと小売用セルフサービスキオスクの2つの製品も注目したいところです。異なるアプリケーション分野におけるDFIの技術力を示しています。
DFIの小売用セルフサービスキオスクは、小売体験を最適化するように設計された製品であり、10点タッチ対応の高解像度ディスプレイを搭載し、直感的なインタラクティブ体験を提供します。このセルフサービスキオスクには、強力なIntel Pentium G5400プロセッサーが組み込まれており、500万ピクセルカメラ、2Dバーコードスキャナ、NFCリーダー、高速サーマルプリンタなどの複数の機能装置が統合されています。
なお、展示会では、スマート充電パイルとインテリジェント交通管理システムソリューションを体験でき、高度なコンピューティング技術をアプリケーションにシームレスに統合するDFIの能力を実際に試すことができます。Intel Core™ i9プロセッサー14900T(Raptor Lake)とIntel Arc™ A380E GPUを搭載したDFIのスマート充電パイルは、ローカルで動作するAIチャットボット(大規模言語モデル)を統合するとともに、1つのCPUで複数のOSやアプリケーションを同時に実行できる仮想マシン(VM)による仮想化技術に対応します。これにより、顧客体験を向上させることができ、その優れた運用効率を通じて新たな収益源を開拓できます。
そして、DFIはEC511-ADS組込みシステムを統合した、AI企業のMetafusionと協力して開発したインテリジェント交通管理システム(ITMS)ソリューションも展示します。第12世代Intel® Core™プロセッサーを搭載したその組込みシステムは、機械学習能力を備え、比類のない高性能コンピューティング能力とビジョンプロセッシング能力を提供します。DFIの組込みシステムを採用して以来、Metafusionのソリューションは効率が向上し、リソース管理の最適化、運用コストの削減、システムの安定性の向上につながりました。
- ブース番号:ホール1/K-16、17、18
- 出展期間:2024年8月21日~24日
- 出展場所:ムンバイ・BEC