台湾・台北-組込みマザーボード及び産業用コンピューターのリーディングブランドであるDFI(2397)は、2024年10月8日~10日にオースティンコンベンションセンターで開催される第1回組み込みエレクトロニクス及び産業用コンピューターアプリケーション展示会「Embedded World North America」に出展することを発表しました。DFIは、人工知能、マシンビジョン、石油、天然ガス、鉱業、農業に応用される最新のインテリジェントエッジコンピューティングシステムを展示する予定であり、顧客に実用的なスマートインテリジェントソリューションを提供し、運用効率の向上を全面的にサポートします。
DFIは、4つのコア産業向けに最適化された、全シリーズの組み込みシステムと産業用タッチパネル型コンピューターを展示します。その中で注目したいのはECX700-ADPであり、危険で厳しいアプリケーション環境向けに設計された極めて堅牢なシステムです。同システムは保護等級IP67及びIP69Kを満たし、-20~70°Cの広い動作温度範囲に対応するため、過酷な環境でも優れたパフォーマンスを維持します。また、マシンビジョンアプリケーションにおいては、NVIDIA Jetson Orin™及びIntel® Core™ Ultraプロセッサー搭載のX6-MTH-ORN Edge AI Boxを展示します。同製品は、高速データ処理とリアルタイム分析を実現できる強力で拡張可能なソリューションを提供します。
さらに、DFIは、高度な拡張性とセキュリティを備えた複数のシングルボードコンピューター(SBC)と産業用マザーボードも展示します。これらの製品は、エッジAIアプリケーション向けに効率的でコスト効率の高いソリューションを提供し、遅延を減少させます。特にMTH253シングルボードコンピューターは、自律走行搬送ロボット(AMR)、マシンビジョン、ディープラーニングなどの高度なアプリケーションのコンピューティング能力を強化するために設計されています。
DFIのATX産業用マザーボードRPS310は、スマートファクトリーオートメーションにおける重要な課題を解決し、自動化された生産ラインで効率的な画像処理と品質監視を実現できます。また、RPS310は医療分野にも応用でき、専門家による医療画像データの解析をサポートし、今までにない画像質と作業効率を提供します。このほか、OOBリモートネットワーク管理も展示され、コスト効率の高いIT/OTリカバリソリューションを提供します。これにより、ダウンタイムを効果的に短縮し、産業アプリケーションの安定性と信頼性をさらに向上させます。
DFI総経理の蘇家弘氏は、次のように述べています。「組み込みエレクトロニクス及び産業用コンピューターアプリケーション展示会であるEmbedded World North Americaに出展することは、DFIにとって重要なマイルストーンです。これにより、より多くの潜在顧客に最先端のインテリジェントエッジコンピューティングシステムを紹介する機会を得ました」「当社の革新的な製品は、さまざまな業界に強力で拡張可能なソリューションを提供し、実用的なアプリケーションで優れたパフォーマンスを発揮できることを目標としています」