未来のスマートモビリティの実現を加速するため、市場をリードするスマートエッジコンピューティングプラットフォームを発表
組込みマザーボードおよび産業用コンピューターのグローバルリーディングブランドであるDFI（2397）は、9月24日から27日までドイツ・ベルリンで開催される鉄道・輸送機器展示会「InnoTrans 2024」に初参加します。DFIは、この展示会で、5GとAIを組み合わせた最新のスマートエッジコンピューティングプラットフォームと、鉄道やスマート車両向けにカスタマイズされた一連のアプリケーションシステムを発表します。これらは過酷な環境下で長時間中断のないタスクを実行できることで、安全性、効率性、乗客体験、システムの信頼性、将来の拡張性など、市場の重要なニーズを満たします。
AIや5G技術は、交通輸送分野におけるモノのインターネットのイノベーションを加速し、社会安全の向上だけでなく、経済成長の促進や環境保護にも貢献しています。DFIは、車両監視、モニタリングシステム、路側制御ソリューション、ゲートウェイ、無停電電源装置（UPS）、スマート交通テクノロジーなど、幅広い製品ポートフォリオを提供し、さまざまなアプリケーションシナリオに柔軟なソリューションを提供しています。DFIは、9月24日から27日までの期間、メッセ・ベルリンのホール6.1、ブース135において、ますます複雑化する列車運行需要に対応するよう設計されたNVIDIA MXMモジュールと5G機能を搭載したものを含む、多様で安定した鉄道システムを展示するほか、モノのインターネットエコシステムにおけるスマート交通やAIビジョンテクノロジーアプリケーションの実現について紹介します。DFIの鉄道ソリューションは、運行の安全性と効率性を保証するため、EN50155などの重要な鉄道認証に合格しています。
DFIのRCシリーズ製品は、高性能鉄道アプリケーション向けに設計されており、その中でもRC300-CSおよびRC500L-CMSは、Intel®第8/9/10世代プロセッサーを搭載し、PoE、MXMモジュール、5G-NR、2KV絶縁保護付き16ビットDIOポートなどの幅広い接続オプションを提供します。これらのシステムは、極端な温度や振動に耐えるように設計されており、安定した運行を保証するため、9～36VDCまたは77～138VDCの幅広い電圧入力を備えています。RCシリーズは、DFIのバックアップバッテリーと組み合わせることで、最も過酷な環境でも中断のない動作を保証します。
また、鉄道アプリケーション向けの専用システムに加えて、DFIの最新の車載ソリューションも会場で展示されます。この車載ソリューションは、製品がさまざまな環境で優れたパフォーマンスと高い適応性を発揮することを保証するため、戦略的パートナーの高度な技術を組み合わせています。製品ラインには、AIエッジコンピューティングシリーズ、車載ヒューマンマシンインターフェイス、ゲートウェイ、無停電電源装置（UPS）が含まれ、いずれも信頼性を核として設計されているほか、耐衝撃性に関するMIL-STD規格と、SWaP（サイズ、重量、消費電力）にも適合しています。また、DFIの車載ソリューションはE-Mark（E-24）電磁適合性認証に合格しており、幅広い温度・電圧および堅牢な電源管理機能を備えており、最も過酷な環境でも極めて高い耐久性を維持します。
DFI総経理の蘇家弘氏は、次のように述べています。「DFIは、豊富な経験と先進的な組込みソリューションにより、スマート交通の未来をリードしています。InnoTransという国際的な舞台は、当社が革新的なテクノロジーを使用して、新世代のスマート交通技術をいかに形成しているかを展示できる絶好のプラットフォームです」